歯周病の脅威!30代の8割が歯周病という現実

歯周病の脅威について

30代の8割が歯周病について。

30代の9割が歯周病という現実

知ってました?
30代の8割の人が歯周病って。

2016年~2017年頃にテレビCMをやっていたので、それで知っている人も多いかもしれません。
ここで注目しないといけないのは30代という部分。

歯周病は自然に治ることはありません。
つまり、30代の時点で8割も歯周病がいるということは、それ以上の世代はもっと多いということ。

さらに歯周病は治療しないとどんどん症状が悪化していきます。
40代以降になると治療が必要なレベルまで症状が進行した人が40%もいます。

歯周病の厄介なところはこの段階になっても痛みなどはないので自覚症状がないところ。
そのため、気付かずにどんどん進行している人も多いのです。

歯周病になるとどうなるのか?

  • 口が臭くなる
  • 口の中がネバネバする
  • 歯茎がむずかゆい
  • 歯茎に炎症が起こる
  • 歯槽骨や歯根膜も破壊され始める
  • 進行すると歯茎が変色し歯が抜ける
  • 菌が歯茎から体内に入り病院の原因になることも

どうです?
初期症状はともかく、中期~後期にかけてはかなり大変なことになりますよね。

歯槽骨や歯根膜が破壊され、最終的には歯茎が変色し歯が抜けてしまうわけですから。
この段階になると歯周病も簡単には治りません。

さらに年齢が上がると回復力が落ちるのでやはり治りづらくなる。
30代や40代といったなるべく早い段階で歯周病は治療することが大事。

とはいえ、初期段階は痛みなどもないので気付きにくいのですよね。
ポイントは口臭と口の中のネバネバ。

口臭やネバネバは年を取ったから出る症状じゃないのです。
こういった症状が出たら即歯科で治療しましょう。

積極的に教えてくれない歯医者が多い

歯周病の予防は日頃の歯磨きが大事。
ただ、歯周病になってしまったら歯磨きだけでは治りません。

歯周病を治すには歯科に行くしかないのですが、自分から治療してくれと言わない限り、定期診断で歯周病を積極的に教えてくれる歯科って少ないのですよね。

これは初期段階の歯周病治療があまりお金にならないから。

初めて行った歯科では頼んでもいないのに虫歯の診断やレントゲンを撮るところは多いですが、歯周病を積極的に指摘してくれるところはあまりないですから。

実は僕も30代前半から歯周病の症状があったのですが、その間に行った5軒の歯科では一切教えてくれませんでした。
そして、別の治療で行った6軒目ではじめて指摘された。

しかも、5軒目と6軒目は1週間しか間が空いてませんからね(5軒目は対応が悪かったのですぐに行くのを辞めた)
定期診断や初期診断で言われないからと安心してはいけません。

症状が出たら自分で治療を申し出ましょう!
歯周病は自分から行動しないとなかなか治療を行ってもらえない病気なのです。